ローランギャロスとフランステニス連盟とのパートナーシップ契約の延長を発表

2024年06月18日

2024年5月、ラコステとローランギャロス(全仏オープン)は、歴史的なパートナーシップを更新することを発表します。ラコステは引き続き、2030年まで全仏オープンのプレミアム・パートナーとフランステニス連盟(FFT)のオフィシャル・パートナーを務めます。

パートナーシップを2026年から2030年に延長するという選択は、それぞれの歴史が深く絡み合っている全仏オープンとラコステにとって当然なものです。スタッド・ローラン・ギャロスは1928年に建設されていますが、これはルネ・ラコステを含む「四銃士」がその1年前のデビスカップでアメリカを下して優勝したことを受け、同大会をフランスで開催するために建設されました。象徴的なワニのブランドの創始者であり、テニス界のレジェンドでもあるルネ・ラコステは1929年に全仏オープンを制し、ローランギャロスに名を刻んでいます。


1971年以来、四大大会の1つ全仏オープンのロイヤルパートナーを務めているラコステは、ヴィレッジとセンターコートのコート・フィリップ・シャトリエ 、グラン・ブティックに広告を出すとともに、スタジアム全体に100平方メートルに及ぶ店舗スペースを展開しています。更に、今後も、審判、ボールボーイ、ボールガール、アシスタント、そして選手をコートのベンチまでエスコートする「Entrée de rêve(アントレ・ドゥ・レーヴ、夢の入り口)作戦」に参加する子どもたちのユニフォームを提供します。

また、この契約には、100%環境に優しいテキスタイル、フットウェア、アンダーウェア、レザーグッズなどのコラボブランドコレクションのデザインも含まれています。

この新たな契約には、フランス全土の提携クラブにある壁打ち練習用の壁を改修することでテニスをより親しみやすい魅力のあるスポーツにしようとするFFTに対するラコステの支援も含まれています。ラコステはまた、FFTと共同で車いすテニスの男子、女子、クアードの各クラスの男女それぞれ3名への助成金を提供し、車いすテニスの振興にも寄与します。

「全仏オープンでの50年以上にわたる私たちのプレゼンスは、双方の切っても切れない関係を考えれば当然のことです。フランスおよび世界のテニス界の要である全仏オープンのパートナーであることは、テニスのルーツを日々称えるラコステのユニークなファッションとスポーツのビジョンに完璧に合致しています。全仏オープンの一翼を担うことは、私たちのノウハウとラコステが体現するフレンチ・エレガンスを際立たせることに寄与することでもあります」
ティエリー・ギベール / ラコステCEO

「私たちは、全仏オープンならびにFFTの双方と、ラコステとの輝かしい歴史をさらに発展させ、このユニークで歴史的なパートナーシップを継続できることをとても嬉しく思います。ラコステは、全仏オープンのボールボーイ、ボールガール、審判、そしてフランスの全チームのエレガントな装いを引き続き提供してくれます。私たちはまた、加盟クラブが特に評価している取り組みである『テニスの壁』プロジェクトにラコステが参加してくれたことで練習用の壁を改修できることを大変喜ばしく思っています」
ジル・モレトン /フランステニス連盟 会長