• My style with LAOSTE VOL.7
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My style withborderLACOSTEVOL.7

定番アイテムをレイヤードでアレンジ
吉成亜美の5コーディネート

各ジャンルで活躍するキーパーソンが、独自のセンスでラコステを着こなす連載「MY STYLE WITH LACOSTE」。第7回は、自身のセンスを投影したブランドも好評の吉成亜美さんが登場。シンプル&ベーシックなアイテムにヒネりを効かせ、ラコステの定番から新作までを自分らしくスタイリング。

Ami Yoshinari

Brand Director

1998年東京都生まれ。大学在学中からSNSでの発信を開始し、現在のSNS総フォロワー数は40万人を超える。2020年から2023年にかけて韓国通販サイトのブランドディレクターを務めたのち、現在はアパレル雑貨ブランド「GOODFOR」とアパレルブランド「AMI YOSHINARI」のディレクターとして活動を行う。

Style #1
Style #1
Style #1

Style #1

  • ニット ¥30,800(税込)

  • Other items are personal owned

Q1

まずは、ラコステというブランドについて。どんな印象がありますか?

学生の頃から親しみを持っているワニのワンポイント。ラコステは、何といってもあのロゴマークだと思います。しかも近年は、ワニのバリエーションも増えていて楽しい。特に、服と同色のバージョンがあると知って、気になっていました。今回のスタイリングでは、この同色ロゴのカーディガンを2つのコーディネートに取り入れました。グレーのカーディガンは、くすんだ色味に惹かれて手に取りました。1着をシンプルに着て、その上にもう1着。肩に巻くことで着こなしのポイントにしています(STYLE#5)。ほどよくコントラストを付けたくて、ボトムには自分のブランドAMI YOSHINARIのベージュのパンツを選んでいます。もう1つのコーディネートには、ブラウンのカーディガンを(STYLE#2)。AMI YOSHINARIのスウェットパンツで少し崩したこの着こなしは、友人と軽く遠出する時のイメージで考えました。カーディガンの中には、古着のシャツ。袖口にある刺繍がかわいいので、その刺繍が見えるようにしたのがポイントです。また、刺繍と同じ赤のポロシャツを腰に巻いて、差し色にしています。このカーディガンもそうですが、ラコステのコレクションを目にした時、そのカラーパレットにも惹かれました。シンプルな服を盛り上げてくれるような、きれいな色味が揃っているんです。

Style #2
  • Style #2
  • Style #2
  • Style #2
  • Style #2

Style #2

  • アウター ¥41,800(税込)

  • カーディガン ¥23,100(税込)

  • ポロシャツ ¥18,700(税込)

  • Other items are personal owned

Q2

ご自身の普段のファッションについて教えてください。

自分のワードローブには、ベーシックなアイテムが多いと思います。選ぶ時にこだわって見てしまうのは、着心地やディテールのデザイン、シルエットなど。トレンドを追うよりも、飽きずに長く愛用できる服が好きです。そして、今回のコーディネートを見てもそうなのですが、着崩し方やレイヤードで自分らしい個性をプラスすることが多いですね。例えば、ラコステのグレーのコートを主役にした着こなし(STYLE#3)。オーバーなサイズ感で、身幅があるので重ね着を楽しめそうと手に取りました。こういう、シンプルでありながら、アレンジのアイデアが広がる服が好みなんです。ラコステのニットを中心にしたコーディネート(STYLE#1)では、リーバイスのデニムと同じトーンのHYKEのデニムビスチェを下に重ねています。こんなふうに、本来の着方とはちょっと違う形で工夫するというか、ユニークさをプラスするというのも好きですね。ちなみにこのニットは色合いが気に入って、「ライトウォッシュのデニムに合うはず」と目にした瞬間に確信。そんなところから、このコーディネートのイメージが広がりました。あとは古着にも目がないんです。二つとないデザインだということや、長い年月を経てここにある服たちに、何十年も人から人へと渡り歩き、その度に愛されてきたんだろうな、なんて思い入れを感じてしまう。今回、ラコステのブルゾンと重ねて着ているロングコートとチェックのシャツも、ヴィンテージショップで出合ったものです。ブルゾンを、あえて一枚で着こなすこのスタイル(STYLE#4)は、色のトーンをイエロー~ブラウンで統一。腰に巻いたシャツで上下の色を馴染ませるとともに、チェックをポイントにしています。

  • Style #3
  • Style #3
  • Style #3
  • Style #3
Style #3

Style #3

  • アウター ¥60,500(税込)

  • Other items are personal owned

Q3

これまでのキャリアについて教えてください。

大学在学中に応募したミスコンの審査の条件のひとつが、今のキャリアへとつながる第一歩でした。その条件というのが、SNS発信をすること。その時に、自分の想像以上にフォロワー数が伸びて、そこからインフルエンサーとしての活動が徐々に活発になっていったんです。大学在学中には、韓国のECサイトのブランドとコラボレーションを経験し、その後服や雑貨のブランド「GOODFOR」、アパレルブランド「AMI YOSHINARI」を手がけるようになりました。SNSの世界は本当に目まぐるしいスピードで変化していますが、そんな中でも自分のことを支持してくださる方々がいてくれるのは、とてもうれしいです。私自身としても、飾らずにありのままの自然体の自分を発信していきたいと考えています。それは、ブランドのディレクションにおいても言えること。自分が本当に良いと思うもの、着たいと思うものを作っていきたいですね。あとは、今ちょうど語学の勉強に夢中になっているので、今後は海外、特にアジア圏でも何かお仕事ができたらと考えています。

  • Style #4
  • Style #4
  • Style #4
  • Style #4
Style #4

Style #4

  • アウター ¥38,500(税込)

  • Other items are personal owned

Q4

そもそも、吉成さんにとってファッションとは?

私にとってファッションとは、「運気を上げるもの」です。着る服に気を使っていることで、自分自身の気分が上がりますし、同時にその服装をきっかけに新しい人々や新しい世界と出会えることもあると感じているんです。私は東京の下町生まれなのですが、ファッションに目覚めたのは10代の頃。高校がある都内まで、1時間かけて通っていた頃です。それから大学生になってしばらくの間はファストファッションなどにも興味があったのですが、徐々に疑問も湧いてきて。年齢とともに今持っているものへのこだわり、例えばベーシックなものを長く着たいとか、着心地やシルエットにこだわりたいといった思いが生まれました。現在は、自分のブランドにそうした思いを注ぎ込んでいるわけですが、今後もいろいろな形でファッションに関わっていきたい。そして、服を通してたくさんの人を幸せにすることができたらと考えています。

Style #5
  • Style #5
  • Style #5
  • Style #5
  • Style #5

Style #5

  • カーディガン ¥23,100(税込)

  • Other items are personal owned
Style #5

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