
LACOSTEVOL.11
バランシングの妙にセンスが光る
赤嶺玲子の5コーディネート
各ジャンルで活躍するキーパーソンが、独自のセンスでラコステを着こなす連載「MY STYLE WITH LACOSTE」。第11回は、ヴィンテージショップ「Witty VIntage」オーナーの赤嶺玲子さん。アイテム選びにもコーディネートにも見てとれる独自のウィットとスタイリングのさじ加減に注目!




LACOSTEVOL.11各ジャンルで活躍するキーパーソンが、独自のセンスでラコステを着こなす連載「MY STYLE WITH LACOSTE」。第11回は、ヴィンテージショップ「Witty VIntage」オーナーの赤嶺玲子さん。アイテム選びにもコーディネートにも見てとれる独自のウィットとスタイリングのさじ加減に注目!
Witty Vintage Director
1980年福岡県生まれ。ヘアサロン勤務を経てセレクトショップスタッフに。レディース、メンズ、インテリアの店舗を経て、独立。パートナーとともに2017年にWitty Vintageを立ち上げる。オンラインストアからスタートし、2020年に祐天寺に実店舗を構える。






Q1
私自身がこれまでラコステに親しんできたというわけではないのですが、今回の企画をきっかけに改めてブランドについて調べてみて、創業者のルネ・ラコステがテニスプレイヤーであり、彼がプレーをより快適にするためにテニスシャツの袖を短くしたというエピソードがあると知りました。この機能美というか、実用性がデザインに落とし込まれているというところに注目してしまいますね。私自身、ミリタリーウエアが好きで、今日もフランス軍のシャツとパンツをラコステのシャツのプリントを効かせてコーディネートしているのですが(Style5)、ミリタリーウエアも“身を守るため”とか“生き延びるため”という実用性をもとに設計されています。そして、機能を追求した結果として生まれたそのデザインが格好いい。ラコステのスポーティな服も、そういった魅力があると感じました。一方で、最新のコレクションを見てみると、ショート丈やダブルジップ仕様など、現代的なデザイン要素が取り入れられているのが印象的でした。私も新作のダウンジャケットを、ヴィクトリア時代のドレスに合わせている(Style3)のですが、ダウンジャケットの丈が短めでバランスが取りやすい。スタイリングしやすいアイテムが豊富に見つかるコレクションですね。





シャツ ¥19,800(税込)
Q2
普段のスタイルはパンツスタイルが主流。あとはミリタリーウエアを取り入れることがやはり多いです。カジュアルなスタイルやメンズライクな服を着こなす時ほど、「女性らしさ」や「ちょっとしたセクシーさ」をどこかに差し込むことを意識するというのが、何となく自分の中のこだわりのようになっています。例えば、上下ミリタリーの武骨なスタイリングに対し、足元にヒールを合わせたり、ジュエリーを際立たせたり、というような。スウェットのセットアップを主役にしたコーディネート(Style4)も、足元はヒールを合わせることで女性らしさをプラスして、かつ街に出かけるのにもふさわしいムードに仕上げています。それに私は小柄な体形なので、シャツの裾をインしたり袖をまくってバランスを取ることも多いです。あとは、カーキなどのグリーン系の色を選びがち。ダウン×ヴィクトリアンドレス(Style3)に合わせたシャツもそうですし、ニット素材のポロシャツ(Style1)に合わせたパンツもサイドにグリーンのラインが入っていました。このコーディネートはニットの風合いやパンツの綺麗なシルエットを生かすべく、シンプルに仕上げました。ネイティブアメリカンのナバホ族のネックレスを始め、ジュエリーをアクセントにしています。





Q3
美容学校を出て美容室でアシスタントとして働き、その後アパレル会社に転職しました。当時セレクトショップで働いていて、その頃に別のショップで働いていた夫と出会ったのですが、2人で「一緒に何かできたらいいね」と話していて。その流れで、2017年にレディースのヴィンテージオンラインショップとして「Witty Vintage」を立ち上げました。ショップ名は、私が「ウィット」という言葉が好きだったんです。立ち上げ当初は夫が買い付けてきた服をコーディネートしてオンラインで見せるというスタイルでした。時々知人のお店でのポップアップイベントを行う機会をいただくことがあったのですが、それが好評で。そこから実店舗を持つイメージを膨らませていったんです。2020年にオープンしたこの店では、アメリカンヴィンテージを多く揃えています。今回ラコステのストライプシャツと合わせているスウェット(Style2)などは、まさに代表的なアイテム。こういうカジュアルなアイテムやミリタリーウエアなどが中心ですね。加えて、ヴィクトリア時代のアイテムもあり、デザイナーズブランドのものもあり。デザイナーズブランドは“コンテンポラリー”という枠を設けて、2000年代くらいのアイテムまでピックアップしているんです。さまざまな時代やテイストをミックスして構成するのが、私たちの店作り。どのアイテムも、ケアやリペアを施してから店頭に並べているのがこだわりのひとつです。





Q4
服そのものよりも「何をどう組み合わせるか」ということに魅力を感じます。コーディネートや色、バランス……そういう少しのさじ加減で、同じ人が着ても印象は大きく違ってくる。そういうところがファッションの面白さだと思います。また、ファッションはメッセージを伝える手段だと捉えています。オリジナルのアイテムを作ったり、サステナビリティや社会的なテーマについて自分たちの考え方を共有したりということを、ファッションを介して共有していきたい。そういった思いから、通販用のパッケージをバイオマス85%の袋に切り替えたり、マイバッグ持参の呼びかけをしたりという取り組みをしています。

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